風水では、凶作用を起こす『煞(さつ)』を避ける事が最重要課題となります。
いくら吉の要素があったとしても、『煞』が入り込んでいれば選ばないというのが基本原則。
吉日選びも同じことで、「一粒万倍日だから良い」「天赦日だから良い」だけで判断できません。天剋地冲や月破大耗という悪い象意がついていれば、活用する事ができません。
話は戻って、この『煞(さつ)』という漢字。
普段あまり使わない漢字ですね。日頃使う漢字は『殺』と意味が違うわけです。
『殺』は、瞬時にあの世に旅立ってしまします。
それに対して、『煞』は腰痛のイメージ。日頃、腰にストレスを抱える生活をしている事で、ある日急にぎっきり腰になってしまう。
今現象化していなくても、着実に悪い気をため込めており、巡ってくる自分にとって悪い干支や九星が来ると、それが引き金になってしまいます。
ある意味、気付きにくい・油断しやすいので、『煞』は『殺』より怖いと言えるでしょう。
日頃の健康診断と同じように、定期的な自分の住まいの分析する事をオススメします!
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